思秋期 バンザイ!~人生下り坂を楽しむブログ~

旦那と一人の娘がいる50代なかばの獣医師。自分の好きなことを好きなだけやってきた。 子育てもひと段落。自分時間が持てるようになって、人生下り坂を楽しもう!思秋期 バンザイ!

動物園の獣医さん : 駆除したスズメバチは…

 

スズメバチが動物園内の

植栽の中に巣をつくった

 

来園者が刺される危険がある

 

バレーボールぐらいの大きさの

スズメバチの巣を駆除することになった

 

 

害虫駆除のエキスパートがひとり

助っ人として来てくれた

私も、興味があるため

成り行きを見ることにした

 

 

駆除は、閉園後

夜になって行われた

夜になると

スズメバチは巣に戻って寝る

 

夜8時ぐらいに

もうひとりの獣医さんが

駆除のエキスパートさんと

偵察に行く

しばらくして帰って来た

まだ

巣の入り口に数匹の蜂が陣どって

飛んでいるものもいた

 

また、しばらくして

出かけて行く

 

しばらくたってから

黒いビニール袋を持って

二人は、帰って来た

 

その方法は…

 

巣の

入り口に

クロロホルムを染み込ませた

脱脂綿をはめ込む

これで、スズメバチは出てこれない

ワンワンブンブン騒然となる

 

麻酔がかかると

静かになる

ビニール袋をすっぽりと被せ

しっかりとビニール袋をくくる

 

一晩その状態で置いておく

 

次の日

 

袋を開けてみると

スズメバチの成虫は、すべて死んでいた

巣を割ってみる

 

その巣の周りはきれいな球形だが

その内部は

何層にも重なった蜂の巣があった

 

初めてみる、スズメバチの巣に興味深々

 

何層にも

重なった蜂の巣を取り出してみると

 

プクプクと太った幼虫が

巣の中にたくさん動いていた

 

白くて、いかにも柔らかく美味しそう

蜂の子を食べる郷土料理もあるが

頷ける

 

スズメバチの成虫は

中の構造がわかるようにした

その巣と合わせて

展示となった

 

そして…

スズメバチの幼虫は?

どうなったかと言うと

 

保護されている

ムクドリの雛の

大きく開けた口の中に

一匹づつピンセットで給餌した

 

ムクドリの雛は、よっぽど

おいしいらしく

 

喉のつまりそうになりながら

飲み込んでは

また大きく口を開ける

 

蜂の子のごちそうに

大満足の保護鳥だった

 

 

 

思秋期 バンザイ!

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