思秋期 バンザイ!~人生下り坂を楽しむブログ~

旦那と一人の娘がいる50代なかばの獣医師。自分の好きなことを好きなだけやってきた。 子育てもひと段落。自分時間が持てるようになって、人生下り坂を楽しもう!思秋期 バンザイ!

動物園の獣医さん : キーパーさんの1日

動物園で働くキーパーさん

どんな仕事をしているのか?

 

キーパー修行して、知ることができた

 

その1日を、追ってみよう

 

動物園に出勤してきたキーパーさんが

することは?

 

寝室をのぞき

夜の間に、何か異常はなかったか?

先ず、担当動物の健康状態をチェック

 

そこの動物園では、

各エリア毎に、朝のミーティングが行われていた

そのミーティングの前に

ほとんどのキーパーさんが

自分達の動物のチェックをしていた

 

やはり、自分が世話している動物達の

健康チェックは欠かせない

 

その日の、イベント、会議、行事などの

打ち合わせが終わると

 

それぞれの担当動物のいる獣舎に移動する

 

 

寝室から、動物達を展示場に移動

 

その時の

動物達の動きを見て

状態をチェックする

 

具合が悪い動物がいないか?

動きに異常がないか?

 

 

その後、空になった寝室に入り

一晩過ごした寝室の状態をチェックする

 

寝室に異常がないか?

餌の食べ残しの量は?

ウンチや、オシッコの状態は?

 

そして、寝室内を

キレイに掃除していく

 

この、一連の作業は基本的に

どこの獣舎も同じだ

猛獣も草食動物も爬虫類も鳥も

 

その後、餌作り

その、動物に合わせて、食餌の内容は変わる

量、種類、大きさ、加熱処理、etc...

 

食べやすいようにザク切りから、細切りまで

その包丁さばきは、プロ並

次々と包丁を振り回し

あっという間に

それぞれの餌が出来上がっていった

 

その餌を

寝室にセットする

 

そして、夕方

 

この時間になると動物達は

餌を食べたいので

寝室への入り口の前をウロウロ

 

そのため

戸を開けるやいなや

あっという間に、自分の寝室へ飛び込んで行く

 

展示場から寝室へ動物達の移動もまた

動物のチェックポイント

寝室に入ってからの、餌の食いつきも見る

 

そして

展示場の掃除

 

この一連の作業が、毎日行われる

しかし、キーパーさんの仕事は

それだけではない

 

来園者へ動物の話をしたり

掲示物を作成したり

日誌を書いたり

会議に参加したり

研究発表のための資料づくり

場合によっては、取材をうけたり

動物のために遊具を手づくりしたり

 

その仕事は

やればやるほどキリがない

 

  

 あるキーパーさんが

一緒に作業した時に話してくれた

 

「動物達の健康状態を
    瞬時に見分けるポイントを
    キーパーさんは
    いくつ持っているか?  
    日頃の観察力がモノを言う
 
    グッタリして立てなくなったら
    誰でもわかる
    しかし
    その少しの異常をいち早く気付けるか
    そのチェックポイントをいくつ持っているかで
    いち早く異常を察知して対応できるかが大切
 
    ふつう
    動物達は自分が具合が悪くなったのを
    極力隠す
    なぜなら、弱っているところを見せると
    敵の標的になる
    そのため、ギリギリまで病気を隠す
 
    もし、キーパーさんがその動物にとって
    空気みたいな存在だったら
    具合が悪い事も
    自然にだすだろう
 
    その動物にとって
    空気みたいな存在になれたらいいと」 

 

 

現在

動物病院の獣医さんになっているが

この時のキーパーさんの言葉が忘れられない

 

これは

動物を飼う飼い主さん

全てに言える事だと思う

 

 

 

 

 

思秋期 バンザイ!

~人生下り坂を楽しむブログ~