娘が
まだ保育園に通っていた頃から
寝る前には必ず、絵本の読み聞かせをしていた
一緒にお布団に入って横に並び
1~2冊の絵本を読む
娘は、絵本を読んで欲しいので
素早く、パジャマに着替えて布団へ
私も、一緒に早々に布団に入る
寝る前の、娘との楽しいひととき
そのため
いろんな絵本を、本屋で物色し
これは!
という本を買ってきて
読み聞かせ、娘の食いつき度を見る
しかし
新しく買った本をすすめても…
「これ、よんで!」
と、毎回、同じ本を選んでくる
好きな本は限られていて
同じ本を何度も、何度も繰り返し読んでいた
さすがに、同じ本が続くと私はあきてきて
違う本を読みたいのに
娘は、同じ本を持って来て
「これよんで!」
そして、1~2冊読むと
電気を消して一緒に寝る
横で寝ていると、安心するらしく
途中で、目を覚ましても
すぐに寝てくれたいたようだ
お陰で、こちらは睡眠時間バッチリ
しばらくすると…
「こんどは、わたしがよむ!」
と、言って娘が読んでくれるようになった
いや~、この時は本当に嬉しかった
しかし…
娘に本を読んでもらっていると
眠たくなって、ウッつらコッつら
娘は、すかさず
「母さん、起きてる?」
と、肘で突いてくる
そんなやり取りが
小学生の低学年まで続いた…
めちゃくちゃ本好きになった娘は…
中年生では、
図書館で年間300冊以上のあらゆるジャンルの本を読み
高校の文芸部で小説を書くほどに
そして、今…
成人した娘は
県外に出てほとんど帰って来ない
親孝行は、3歳までとよく言われるが
娘との"幸せなひととき"だった
アイキャッチ・イラスト: もここさん
思秋期 バンザイ!
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