夏の暑さが一段落し、ちょっと涼しい風が吹いてくるとホッとするもつかの間。
雨が降って、湿度が高い日に運び込まれてくる。身体の一部をパンパンに腫らした、ワンちゃん達。
そう、マムシに咬まれたイヌ❗
いつもは、年に1~2件だったが
昨年は、2ヶ月の間で8頭(内ネコ1頭)
今年も今月で、2頭のイヌがマムシに噛まれて来院している。
この子は、左の前足
触ると、痛くてキャンキャン鳴き声をあげる。
パンパンに腫れた前足に、ヘビの牙の跡
自分が動物病院を開業している場所は、周囲に田園風景が広がり、自然豊かな田舎。
咬まれる場所は、田んぼのあぜみち、川の堰堤、山際の家の庭。
散歩中に突然、飛び上がり❗30分も経たずに腫れてきた。
朝、起きてイヌを見ると、顔がパンパンになって驚いた。
と、連れて来る。
イヌは、草むらに頭を突っ込むから、よく鼻ヅラを咬まれてくる。おかげで、犬相?が変わる。
イヌ、ネコはマムシに耐性があるので、数日の治療で腫れは引き、元気になってくれるケースは多い。
しかし、咬まれた場所、合併症のある動物によっては、予後が悪く死に至る場合もある。
急な、腫れ、咬み傷の跡があったら動物病院へ。
思秋期バンザイ!
~人生下り坂を楽しみブログ~